あなたは、アナルセックスしたことありますか?
「アナルセックスって、気持ちいいの?」
「ひかれたら嫌なので、パートナーに「したい」と言えない」
興味があっても、身近な人にも聞けない、アナルセックス事情。
ましてや、「嫌われちゃったら、どうしよう」と怖くて、パートナーに「したい」となかなか言えないもの。
今回は、アナルセックスやアナル開発、アナニーなどアナルに関する疑問にお答えしていきます。
アナルセックスをしたがる男性の気持ちって?
アナルセックスしたいと思うときの男性は、どんな心理なのでしょうか。
男性は縦社会、どうしても順位をつける文化で生きていますので、自分が一番でいたい。
征服したいという欲求があります。
たとえば、仮面ライダーや戦隊ものといった、ヒーローものを見ていると、敵役は世界征服を企んでいますが、女性にとっては、あまりピンとこないと思いませんか。
男性と違い横社会で生きる女性は、相手との調和をはかるので、男性にくらべ、さほど征服欲がないため、よくわかりません。
反対にナンバーワンになりたい男性にとって、征服することは、たまらない魅力なのです。
なので、パートナーである女性を征服したいと思うあまり、男性はアナルセックスをしたがるのです。
アナルセックスは、経験者が少ないので、アナルセックスをしていることは、特別なことであり。
抵抗を感じる女性が多いので、男性にとっては「自分だけが許してもらえた」という、気持ちも満たされます。
アナルセックスって、みんなしてるの?
先ほどもふれましたが、アナルセックス経験者は少なく、3割ほどにとどまります。
たとえば、
「アナルセックス」 経験率は、なんと34%。ただし「アナルで快感を得られる」と答えたのは、経験者のうち31%と少数。
引用元:20代OL500人に聞いたアブノーマルセックスの経験度
アナルセックスの経験を300人に聞いたところ、「ある」が30%、「愛撫程度ならある」が24%、「ない」が46%、という結果に。
引用元:アナルセックスってどうやるの?初心者でも体験できる?
というように、アナルセックス経験者は3割な上、アナルで快感を得られたのは、その中でも3割と、さらに少なめ。
アナルセックスで気持ちいいと感じられたら、すごいことのように感じるでしょう。
ただ、通常のセックスも最初からいきなり気持ちいい、膣でイケる(中イキできる)ということもあまりないですが、経験をつむうちに、気持ちよくなれるもの。
アナルも開発、経験していくにつれて、挿入する側、挿入される側である男女ともに快感を得られるようになっていきます。
開発に向くアナルと向かないアナル
実際に、アナル開発に向く肛門と向かない肛門があります。
向くか向かないかの判断は、男性器を挿入できるか否か、です。
男性器のサイズが大きいときも挿入は控えた方がよいと言えます。
たとえ、アナルに男性器を挿入することができなくても、ほとんどの女性は、指やラブグッズを使用して、ものすごい快感、オーガズムを感じることができるようになるレベルまでにはなります。
ラブグッズも開発したて、アナル開発に向くか向かないか、わからないうちは、アナルにあまり負担のかからないローターや細いディルドなどといった、小さいものや細いものがオススメです。
アナルセックスのやり方
それでは、アナルセックスのやり方、手順に入っていきましょう。
アナルセックスの事前準備
男性に手の爪を切ってもらう
男性器の挿入前に、アナルをほぐすため、指を使用します。
アナルや他の場所を傷つけないためにも、事前に手の爪は切ってもらうようにしましょう。
指サックやコンドームの準備
アナルをほぐす際、指を入れるので指サックを用意します。
もし、指サックがない場合は、コンドームでも代用できます。
アナル内は菌が多いので必ず、指を入れる際も指サック、もしくはコンドームを使用しましょう。
ローションなどの潤滑剤を用意する
アナル用ローションなどの潤滑剤を準備しましょう。
コンドームが破れてしまいますので、オイル系の潤滑剤は使用不可です。
アナルの洗浄
アナル洗浄は、ウォシュレットトイレでもできます。
肛門内にウォシュレットのお水を少しためて出す、という行為を何度かくりかえせば完了となります。
アナルを刺激するのに慣れるまでは、お風呂場がオススメですので、お風呂場でアナル洗浄するのもよいと思います。
とにかく事前に、アナル洗浄することは大事なので、必ず行いましょう。
アナルセックスの場所
先ほどもふれましたが、粗相があっても大丈夫なように、アナルを刺激することに慣れるまでは、お風呂場でするものよいでしょう。
慣れてきたら、ベッドなどリラックスできる場所へ移動するなど、ノーマルセックスと同じ場所で行っても大丈夫です。
愛撫や前戯
女性にリラックスしてもらうためにも、アナルセックスに入る前に、ノーマルセックスと同じように愛撫といった前戯も必要です。
クリトリスを刺激したり、Gスポットを刺激したりして、一度イクのもよいでしょう。
先に快感を得ておくのもアナルセックスへの近道と言えます。
アナルをほぐす
準備が整ったら、アナルをほぐしていきます。
いきなり男性器を入れるのはキツくて無理ですし、痛みが発生します。
スムースな挿入、女性側の負担を減らすためにも、アナルをほぐす必要があるのです。
アナルと指に潤滑剤を指でぬる
指に指サック、もしくはコンドームをつけたら、指と肛門の入り口表面にアナル用ローションなど潤滑剤をたっぷりぬります。
潤いがたりないと粘膜を傷つけてしまいかねませんので、潤滑剤は多めに使用しましょう。
アナルをほぐす
潤滑剤をぬったら、肛門入り口表面で指をくるくるまわしながら、優しくなでるようなイメージでほぐしていきます。
肛門も性感帯なので、アナルセックスに抵抗感がある女性もこれは気持ちよく感じます。
指を入れる
女性が気持ちよくなってきたら、指を入れてみます。
まずは、小指など細い指一本を入れましょう。
小指が安定せず難しいようなら、人差し指を使用すると安定します。
痛みもなくスムースに指を出し入れできるようになったら、指を二本に増やします。
男性器の挿入
指二本でも痛みなくスムースに出し入れできるようになったら、いよいよ男性器の挿入です。
指を抜いてから5分から10分以内に男性器を挿入するようにしましょう。
それ以上時間が経過すると、せっかくほぐした筋肉がかたくなってしまうからです。
初めは、カリまで入れてみます。
しばらくその状態でじっとしていても大丈夫そうなら、カリの部分までゆっくり出し入れをしてみましょう。
出し入れしなくても、アナルにカリまでなど男性器が少しでも入った状態であれば、十分に慣らすことができます。
アナルは排出するための器官ですので、膣と筋肉量が違い、締めつけがすごいので、激しいピストン運動には向きません。
激しく動かすと、感覚が鈍くなりますので、気をつけたいところ。
とにかく無理せず、焦らず、ゆっくりと、が大切です。
最初から男性器すべてを入れようと思わず、初日はここまでできたらOKくらいの気持ちでいましょう。
カリの部分までも入らないようであれば、その日はそこまでにして、ノーマルセックスを楽しみます。
とにかく最後は楽しい、気持ちいい状態で終わるのがポイント、大事です。
初日からアナルセックスで射精できるとは思わず、何日かお休みをはさみながら、少しずつ少しずつじっくりと行っていきましょう。
とにかくリラックスといった精神状態も影響します。
男性側が「大丈夫?辛くない?」とこまめに声をかけるのも。
女性側が「痛い。入らない」と素直に伝えるのもノーマルセックスよりも必要です。
お互いに相手を思いやり、優しく気づかい、こまめに声がけ、コミュニケーションをとっていきましょう。
アナルセックスの体位
アナルセックスの体位は、バックのイメージが強いかもしれませんが、基本的にノーマルセックスの体位である正常位や騎乗位など、ほとんどのものがアナルセックスで可能です。
女性をリラックスさせるという面では、腰を高く上げた状態の寝バックもよいでしょう。
以上が、アナルセックスのやり方です。
ノーマルなセックスと一緒で経験をへて、どんどん気持ちよくなれるのもアナルセックスの醍醐味。
実際に、アナルでオーガズムを感じている女性もいます。
どうせするなら、気持ちよくなりたいし、楽しみたい。
アナルで快感を得るために、セルフプレジャーでアナル開発してみませんか。
アナル開発
アナル開発は、相手がいるアナルセックスのときにも、もちろんできますが、その前にセルフプレジャーで一人でも今すぐ開発できます。
アナニーと呼ばれるアナルのセルフプレジャーだと、自分一人の都合でできますし、いつでも自分のタイミングで始められます。
アナニーの要領は、ほとんどアナルセックスと変わりありません。
それでは、詳しいアナル開発、アナニーのやり方をみていきましょう。
指を使ったアナル開発(アナニー)
事前準備
アナルセックスのときと同じく、爪を切り、ローションなどの潤滑剤、指サックもしくはコンドームを用意し、アナルを洗浄します。
前戯もしっかりと
アナルを刺激する前に、クリトリスや膣を刺激して、気持ちよく感じている状態でのぞみましょう。
とにかくリラックスが大事です。
アナルをほぐす
指に指サックをつけたら、潤滑剤を指と肛門入り口表面にたっぷりとぬり、指で優しく、くるくるとアナルをほぐしていきます。
指を入れる
ある程度、気持ちよくなってきたら、小指や人差し指など細い指一本をアナルに入れ、出し入れします。
慣れてきたら、指二本へ増やしましょう。
アナルを刺激しながら、クリトリスを刺激すると、さらに気持ちよく、アナルだけで快感を得る近道です。
このように男性器の挿入があるかなしかでアナニーは、ほとんどアナルセックスと変わりません。
自分一人だと緊張せず、リラックス、落ち着いた状態でアナル開発できるのがアナニー、セルフプレジャーの良さです。
ラブグッズで補強
一人でできるアナル開発、アナニーに、ラブグッズを使用した方法もあります。
このとき使用できるラブグッズは、ローターや電マ(電気マッサージ器)、細いディルド、アナルバイブなど。
指を使ったアナル開発のように、事前準備から指を入れるところまでは一緒です。
その前後で、ローターや電マ、アナルバイブなどで振動による快感を求めたり、細いディルドや挿入向きのアナルバイブで挿入自体を楽しんだりすることもできます。
アナルバイブは、振動用と挿入用とありますので、使いわけて楽しむことも。
そして、アナルバイブはサイズもいろいろありますので、最初は細目のものから始めてみましょう。
ラブグッズを使ったアナニーは、いきなり挿入まで試みようとせず、慣れるまでは振動を感じるようにすると、気持ちよくなると思います。
アナルセックスでマンネリ回避
アナルセックスは、無理にするものではありませんし。
どちらかというと、ノーマルセックスが上達した人たちが行っている、いわばベテラン向け。
付き合いが長いカップルや夫婦など、「マンネリ化してきたな」と、ちょっとした変化がほしいと感じたときに、よいでしょう。
いつまでもラブラブでいるため、恋の香辛料、刺激剤として、「愛を深めるための行為の一つとして行ってみようか」という気持ちで。
アナルセックスに抵抗を感じる女性も多いので、いきなりではなく、相手の意思を確認するなど、そこは気づかいを。
相手を思いやる気持ちが何より大切で、それにより相手への愛情が増すこともあるのです。
まとめ
アナルセックスも手順をふんでいけば、楽しめそうだと思いませんか。
「未知への好奇心から」、「征服欲を満たしたいから」、「喜んでもらいたいから」と、きっかけは男女とも人それぞれだと思います。
近頃マンネリしてきたな、というカップルのリスタート。
アナルセックスは、ノーマルセックスよりも相手への気づかい、思いやりが必要なため、さらに愛が深まることもあるかもしれません。
相手を喜ばせるためだと思うと、アナニーをしているときも快感だけではなく、幸せを感じることも。
アナルは性感帯ですし、アナニー、セルフプレジャーは、日ごろ頑張っている自分を気持ちよくさせ、自分を癒すためのものでもあります。
相手を喜ばせるため、自分を癒すためにも、挿入なしのアナニーから始めてみませんか。