あなたは、自分が異性愛者(ストレート)だと確信していますか。
異性愛者、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、自分が女性なら男性を、男性なら女性を愛する人のことで。
ストレート、ノンケとも言います。
それに対してレズビアンは、女性の同性愛のこと。レズやビアンなどと言うことも。
「女性はみんなバイかレズ。ストレートなんていない!」
英・エセックス大学心理学部のゲルルフ・リーガー博士が研究結果をふまえて、こう断言。
博士によると「自分は男性にしか興味がない」と宣言している女性でも、男性の裸だけではなく、女性の裸にも強く惹かれていることが明らかになったというのです。
少しお酒がはいると、レズと公言している女性には、セクシャルに関する質問が殺到。
レズのセックスって? 知りたいけど、聞けない。
本当のところは、どうなの?
今日は、そんな気になるレズのセックスを一緒にひも解いていきましょう。
レズのセックスは気持ちいい
レズのセックスは同性同士ということで、自分の気持ちのいいポイント=相手の気持ちのいいポイント、という強みがあります。
自分たちでは特別なことだと思っていなくても。
やっぱり、レズ、という響きは、なんとなく秘匿性があり、秘密めいていて。
その特別感から心が解放され、ふだんは言えない恥ずかしいことも伝えられるし、要求できる。
そういう、かゆいところに手が届くレズのセックスは、とんでもなく気持ちいいものなのです。
その他にも、レズのセックスが気持ちいい理由があります。
レズのセックスのやり方
レズのセックスのやり方は、大きく3つ。
キス、愛撫、ラブグッズを使った挿入です。
具体的には、どういうものなのでしょうか。
キス
相手女性の良い香りに包まれながらのキス。
女性の唇のやわらかく、そのふわふわした感触にウットリ。
今まで感じたことない特別感に、そこから先への期待感が高まります。
愛撫
口や指を使っての愛撫。
女性は、男性よりも皮膚が薄く、繊細。
全身が性感帯なのです。
そのため、男性が優しく触っているつもりでも痛いということも。
女性のやわらかい指や唇で、そっと触れる愛撫は、とても気持ちのよいもの。
それこそ、足の先まで全身を優しく触れられると心地よく。
「大切にされている」そう感じると、さらに満たされます。
力いっぱい皮膚を吸われてつけられるキスマークは、「相手の所有欲を感じ」嬉しく思うこともあるかもしれませんが。
実際に強く吸われているときは、痛みを感じるため、せっかくの気持ちよさが薄れてしまいかねないことも。
ラブグッズ
女性同士でのセックスは、どうしても不足するものがあります。
そう、膣内への挿入だけが自力ではできないのです。
もちろん、指で刺激することもできますが、なんだか物足りない。
そういうときに活躍するのが、バイブ、ディルド、ペニスバンドなどのラブグッズです。
バイブとは、バイブレーターのことで、女性器や性感帯を振動や動きで刺激し、性的快楽
が得られます。
ディルドとは、男性器をかたどったもので、張型と呼ばれることもあります。
ペニスバンドは、ディルドにバンドを付け腰に固定できるようにしたもの、ペニバンと略されることが多いです。
ラブグッズは他にもありますが、上にあげた3つは、主に挿入する際に多く使用されるもの。
慣れてきたら、他のラブグッズを試してみるのも楽しさが増して良いかもしれません。
スローセックス
射精や絶頂を目的としたセックスに対して、ゆっくり時間をかけ、お互いを確かめながら肌を重ねる時間を楽しむものがスローセックス。
アダム徳永氏の本がベストセラーになったことで知られるようになりました。
レズのセックスは、射精を目的としないので、ゆっくりゆっくり気持ちよくなっていく、まさしくスローセックスそのもの。
いつ終わってもよいですし。
「少し休みたい」と思ったら休み、いつ再開してもよく。
相手を知りたい、理解したい、相手に気持ちよくなってほしい、とお互い感じ、確かめあう時間が何よりも楽しく、得がたい大切なものなのです。
レズのお店に行く理由
今や風俗も男性のためだけのものではありません。
レズの風俗専門店でも最近では、ストレートの女性客も多く。
その理由は、「テクニックを向上させたい」、「未知への好奇心」、「一度は体験してみたい」、という様々なもの。
そして、
「痛くても相手に伝えることができない」
「オーガズムを感じたことがない、イッたことがない自分は不感症なのかな」
「自分の性癖を隠しているので、現状のセックスに満足できてない」
「セックスに関してコンプレックスがある」ので、消極的。
という女性の駆けこみ寺的な存在にもなりつつあるようです。
実際に体験した感想を聞くと、キャストさんが「親切で優しいから安心」というものが多く。
「恥ずかしくて誰にも言えないことを当たり前のように聞いて、一緒に考えてくれる」
「自分の弱さを受けとめてくれる、包んでくれる存在」
自分の「欲求を満たすため」、という女性もいるでしょうが、「相談に乗ってほしい」、「話を聞いてほしい」、と癒しを求めて訪れる女性も多いのです。
もちろん最初は、レズに対して抵抗感がある女性もいるそうですが、そういう女性ほど、すっかり常連さんになってしまうことも。
まとめ
セックスには、情欲を満たす、愛を伝える、スキンシップ、楽しむ、子どもがほしい、など様々な目的があると思います。
その中で、
「仕事が忙しい」、「家のことを頑張っても誰も
気づいてくれない」、とストレスを抱え。
「恋愛に傷つき」、「セックスに傷ついた」
と、レズセックスの特徴であるスローセックスに癒しを見出す女性も。
「日常を変えたい。けど、変えられない」
「癒されたい。けど、癒されない」
そう思うなら、レズ体験、一度はしてみる価値があるのかもしれません。
「自分はストレートだから」と、自分に制限をかけているのも、実は苦痛なのではないでしょうか。
体と心で感じる、むしろ体より心で感じるスローセックス。
少しだけ自分を解放することで、自由になってみませんか。